ひとまです
ひとまです。(正式? のハンドルネームは「一間ひふみ」です)
娘J子と二人暮らし。
J子は、出産時酸欠事故 で脳にごく小さな傷が残りましたが、ボーダーラインをすれすれでクリアしているので障害者認定はされていません。
なので、彼女のわずかな時給月給の賃金からも、正常者と同率で税金はひかれます。
しかし、ひとまが消えた後、むすめが正常者に伍してひとりで生きていくのは、とうてい難しいというのが、いっしょに暮していての実感です。
ちかごろかしましい、NISAなんてもちろん、j子にはちんぷんかんぷん、自分で口座を開くことさえできません。
いっぽう、ひとまはずっとフリーで働いてきたので国民年金です。
しかも、途中払えない時期があって、それさえ半分。
正常な方でも、老後の生活があやうい人が多い世の中。
後期高齢者の仲間入りしたいま、娘の将来ががいまさらながら不安です。
でも、嘆いていたってどうにもならないのが人生。
いま、せめて、J子とののこりの時間を、大切にしたいとおもっています。
その枝の先まで秘めし萌えいずる若みどりゆえゆかし裸樹(はだかぎ)
いつか、わたしたちのささやかな樹の枝にも、目も心も洗われるようなあざやかな若葉が、萌出てくれるのを信じ、夢見ながら、冬に耐えたいと思っています。